Danサイディングは、金属の表面材と断熱材を組み合わせたLIXILの外壁材です。外観の選び方から、断熱性・軽さの捉え方、重ね張り前の調査まで解説します。
金属と断熱材を組み合わせた構造
薄い金属板を張るだけの外壁とは異なり、Danサイディングは表面材と裏面材の間に断熱材を挟む構造です。動画では、芯材に硬質発泡ポリウレタンを使う仕様を紹介しています。表面の金属で外観をつくり、内部の断熱材も合わせて性能を考えます。
外壁材の断熱性だけで、家全体の室温や光熱費が決まるわけではありません。窓・屋根・床・既存壁の断熱状態も関係するため、一定額の光熱費削減を約束できるものではありません。
色・柄・張る方向を、建物全体で検討する
深い柄を表現するシリーズや、金属らしい直線を生かすシリーズがあります。壁の広い部分の色と、玄関まわりなどのアクセントを分けて考えると、希望する外観を整理しやすくなります。
実物サンプルを屋外で見て、日なたと日陰、近くと道路側からの印象を確認しましょう。屋根や窓枠との相性、採用品番や張る方向も大切です。動画の施工例写真はメーカー公式のもので、当社の施工実績ではありません。
軽さと、建物全体の性能は分けて考える
軽量性は特徴の一つですが、比較するときは材質・厚み・面積をそろえます。軽い外壁材を使うことと、住宅全体の耐震性が保証されることは同じではありません。
防火性能も外壁材だけで決まらず、下地、断熱材、内側のせっこうボードなどを含む壁構成で確認します。必要な認定と施工条件に合うか、設計者や施工店に確認してください。
重ね張りをする前に、今の壁を調べる
既存壁の上に新しい外壁を張る場合も、雨漏りや下地の腐食を隠してよいわけではありません。壁の傷み、窓などの開口部、既存壁の形状によって、必要な下地や部材は変わります。
通気層、窓まわり、配管との取り合いまで工事計画に含めます。見積もりは材料代だけでなく、足場・補修・端部の処理まで比較し、採用品番、施工方法、保証、お手入れを事前に確認しましょう。完成後も塗装面や接合部の点検は必要です。
出典:マックスリフォームチャンネル「Danサイディングとは?金属と断熱材のサンドイッチ構造を持つ外壁材」。動画の解説をもとに、読みやすい文章に整理しています。