避雷針の劣化症状とメンテナンスについて

避雷針を含む雷保護設備について、さびや接続部の緩み、導線の傷みと点検の必要性を紹介する動画です。設備全体の確認が必要なため、専門の施工・保守業者へ相談します。

避雷針だけでなく、地面までの経路が重要

動画では高い建物などに設ける設備として紹介しています。雷電流を受ける部分から、引下げ導線、接地までを含めた仕組みで建物を保護します。

避雷針があればあらゆる雷被害がなくなるという意味ではありません。電気設備側の対策なども、用途や設計に応じて検討されます。

屋外の部材には、腐食や破損が起こる

動画は雨風などにさらされる設備のさびや腐食を挙げています。傷みが進むと部材が折れたり、固定が弱くなったりするおそれがあります。

材質や塩害などの環境によって傷み方が変わります。設置後の年数だけで状態を判断しないことが大切です。

接続部と導線の連続性を確認

接続の緩み、ケーブルの破損や断線、接地の不具合を確認項目として紹介しています。外から見える先端だけを確認して終わりにはできません。

接地抵抗などの測定や電気的な確認は、専門知識と機器が必要です。管理者が自分で配線を外したり接続し直したりしないでください。

点検周期は、適用する規格と設備で確認

本編では年1回という説明がありますが、適用する規格や保護レベルなどに応じて点検内容・周期を確認する必要があります。専門業者の案内でも、規格ごとの点検を区別しています。

『すべてに同じ法定点検周期がある』と解釈せず、建物の設計資料、点検記録、保守契約に基づいて計画します。

耐用年数と、交換の必要性は分ける

動画内の15年という数字を、必ず15年まで安全に使える期限として扱わないでください。会計上の耐用年数と、設備の安全性・実際の寿命は同じではありません。

腐食や緩み、測定結果に応じて補修・交換を判断します。落雷や屋上工事の後などの確認も、専門業者へ相談してください。

建物管理の記録に、雷保護設備も含める

動画の最後では、オーナーや管理者が点検を意識することを勧めています。屋根・屋上の防水とは別に、雷保護設備の点検内容も確認しましょう。

設置図、過去の報告書、補修履歴を保管し、異常と対応を記録すると次の点検へつなげやすくなります。雷が近づいているときに屋上へ確認に行くことは避けてください。

参考:NIPエンジニアリング:避雷設備の保守・点検と規格ごとの周期

出典:マックスリフォームチャンネル「避雷針の劣化症状とメンテナンスについて」。動画の解説をもとに、読みやすい文章に整理しています。

← YouTubeの動画解説一覧へ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次