屋根の下地を支える垂木について、役割と屋根材の重さとの関係を紹介する動画です。具体的な寸法は、動画の例をそのまま施工へ使わず、建物の構造条件から判断する必要があります。
垂木は、野地板などを支える部材
一般に屋根の傾斜方向へ配し、上の野地板や屋根材を支える部材です。動画の『横に渡す』という表現だけでは、母屋などとの位置関係が分かりにくいため、図面で確認します。
完成後は屋根材や下地に隠れていることが多く、表面だけでは状態を把握できない場合があります。
屋根材の重さや、風などの力を受ける
瓦、スレート、金属屋根の違いに触れ、支える部材の強度が重要だと説明しています。屋根材だけでなく、積雪、風、支持する距離なども関わります。
軽い屋根材へ変えれば、傷んだ垂木をそのまま使ってよいという意味ではありません。接合部や下地の状態も調べます。
寸法と間隔は、材料名だけでは決められない
本編には屋根材別の寸法例がありますが、それだけを設計・補修の基準にすることはできません。樹種、断面、支点間距離、荷重、固定などを含めて検討します。
動画の数値を使って自分で構造材を加工・交換せず、建築士や施工業者へ確認してください。
新旧の屋根材と、石綿の有無を区別
動画ではスレートの説明に石綿が登場しますが、現在の製品へ一律に含まれているという意味ではありません。古い製品には含有品があるため、工事前の調査で判断します。
屋根材の名称、製造時期、改修履歴などの資料を残しておくと、工事の検討に役立ちます。
雨漏りや腐食がある場合は、下地まで確認
垂木が傷んでいると、屋根を支える機能に影響する可能性があります。表面材だけでなく、野地板や防水層、接合部を含む調査が必要です。
葺き替え時には、撤去後に確認する範囲と、追加補修が見つかった場合の説明・費用の扱いを事前に相談しておきましょう。
出典:マックスリフォームチャンネル「屋根を支える重要パーツ「垂木」の基礎知識」。動画の解説をもとに、読みやすい文章に整理しています。