急増している波型スレート屋根カバー工事!アスベスト問題と劣化症状

工場や倉庫などに使われる波形スレートのカバー工事について、石綿の事前調査と下地確認の重要性を説明する動画です。既存材を残す工法でも、調査や適切な作業管理が不要になるわけではありません。

カバー工事が選ばれる理由

動画は、既存のスレートを残すことで撤去の量を抑え、工期や費用を抑えられる場合があると紹介しています。石綿を含む可能性への配慮も理由として挙げています。

ただし、既存材が残ることと安全な施工ができることは別です。固定のための加工や損傷への対応を含め、工事方法を検討します。

下地が健全であることが前提

動画は、下地が傷んでいる場合にはそのままカバーできないことを強調しています。屋根を支える部材や固定部分の調査が重要です。

表面を隠すだけでは、内部の問題は解消しません。既存屋根と構造、追加重量、施工方法を確認し、撤去を伴う改修と比較します。

石綿の事前調査と報告は、別の要件

動画の制度説明を補足すると、解体・改修の石綿事前調査は工事規模だけで省略できるものではありません。結果報告が必要となる規模の基準と、調査自体の義務を混同しないでください。

建築物の調査には原則として所定の資格などを持つ者による対応が必要です。建築時期や資料、現物を調べ、必要に応じた分析などで判断します。

レベル3だから危険がない、とは考えない

動画には成形板の飛散性が比較的低いという説明がありますが、『危険性がほぼない』と一般化するのは適切ではありません。切断、破損、研磨などの扱いによって飛散の危険があります。

カバー工事でも石綿が含まれる可能性を確認し、法令と施工条件に合った対策を取ります。所有者が自分で割ったり削ったりして調べることは避けてください。

ひび、欠け、変形、固定金具のさびを確認

動画は、割れや欠け、反り、表面の劣化、コケ、金属の固定部分のさびを点検項目として挙げています。色の変化だけでなく、機能に関わる傷みを確認します。

波形スレートには踏み抜きの危険もあるため、屋根に直接上がって確認しないでください。専門業者が安全な方法で状態を調べます。

調査結果をもとに、工法と費用を比較

動画の最後は、資格を持つ調査者と、下地を評価できる施工者への相談を勧めています。安さだけでカバー工事を決めないことが大切です。

見積もりには事前調査、必要な対策、固定方法、下地補修、既存材の扱いを含めてもらいます。将来撤去するときのことも考え、資料を保管しておきましょう。

参考:厚生労働省:解体・改修工事の施工業者向け石綿情報

参考:厚生労働省:石綿の事前調査と作業の手続き

出典:マックスリフォームチャンネル「急増している波型スレート屋根カバー工事!アスベスト問題と劣化症状」。動画の解説をもとに、読みやすい文章に整理しています。

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