強風で屋根の板金がめくれ、業者が来るまで時間がかかると、自分でシートをかけたくなるかもしれません。動画が最も強く伝えているのは、応急処置であってもご自身で屋根に上がらないことです。
ブルーシートをかけるだけでも、高所作業になる
屋根の応急処置としてシートをかける作業は、見た目ほど簡単ではありません。足元が不安定な屋根では、少し滑るだけでも転落につながるおそれがあります。動画では、専門業者にとっても危険を伴う作業だと説明しています。
材料を持って上がる、広げる、風に飛ばされないよう固定するという作業が必要です。自分でできそうに見えても、高所の作業は依頼し、安全な場所から状況を伝えてください。
棟板金は、強風の影響を受けやすい部分
屋根の高い位置にある棟板金について、動画では台風後にめくれや飛散の相談が多いと話しています。釘やビスの緩み、下地の傷みなどが関係する場合があり、表面の板金だけでは判断できません。
動画では薄い金属板であることを説明していますが、厚みは製品によって異なります。薄さの印象だけで修理方法を決めず、固定と下地を含めて調査します。
再固定か交換かは、現物の状態で判断する
動画では、使用できる状態なら固定を見直し、変形などがある場合には交換も検討する対応を紹介しています。シートやテープで一時的に覆う方法を使う場合もありますが、本格的な修理と同じではありません。
どの対応をするかは、板金と下地の状態、安全に作業できる条件によって決まります。応急処置をした場合には、その範囲と、その後に必要な修理を説明してもらいましょう。
被害の記録と保険の確認を進める
災害による被害では、火災保険の補償対象となる場合があると動画で紹介しています。実際の対象と支払額は契約や被害原因によって異なるため、ご自身で保険会社・代理店へ確認してください。
見積もりや被害写真が必要になる場合がありますが、写真のために屋根へ上がる必要はありません。専門業者に記録を依頼し、室内の雨漏りなど安全に撮れるものを残しておくと状況を伝えやすくなります。
二次的な破損を増やさず、専門業者へ相談する
不慣れなまま屋根に乗ると、転落だけでなく、スレートなど別の屋根材を割ってしまうおそれもあります。動画では、自分で直そうとして被害を増やさないよう繰り返し注意を促しています。
連絡時には、いつ起きたか、何が飛んだか、室内に水が入っているかを分かる範囲で伝えます。対応できる時期と安全な応急対応について、業者に相談してください。
出典:マックスリフォームチャンネル「自分でやるのは危険?屋根の応急処置と雨漏り応急処置」。動画の解説をもとに、読みやすい文章に整理しています。