ニチハCOOLは、鏡面からマットまで質感を選べる内外壁材のシリーズです。ミライア・メモリア・イルミオの違いと、組み合わせや施工条件を動画に沿って解説します。
鏡面のミライアと、マットなメモリア
ミライアは特殊加工と塗装により鏡面仕上げを実現した窯業系サイディングです。周囲の景色や光が映り込み、時間帯や壁の向きによって表情が変わります。動画では室内の手すり壁に使ったメーカー例も紹介しています。
メモリアは光沢を抑えたマット仕上げです。動画で紹介された公式情報ではミライア10色、メモリア15色で、この二つはMIX張りが可能とされています。同系統の色でも光の受け止め方が異なり、色と質感の組み合わせを考えられます。
イルミオは表面と目地のデザインが特徴
イルミオには、梨地仕上げやマーブル調インクジェット塗装の柄などがあります。立体感を際立たせる目地デザインも特徴として紹介されています。
イルミオはミライアやメモリアとMIX張りできないと説明されているため、三種類を自由につなげられるとは考えないようにしましょう。選ぶ品番や仕様を採用時の資料で照合します。
継ぎ目と施工方法は、厚みまで確認する
COOLでは四方合いじゃくり加工を使い、板間のシーリング目地に比べて継ぎ目を目立ちにくくする考え方が取り入れられています。一方、イルミオのドライジョイント工法対応は16ミリ厚品のみという条件が紹介されています。
板の間と窓まわりでは納まりが異なります。商品名だけでなく、厚み、部材、施工方法を確認してください。
室内利用と防火性能も、個別の仕様で判断する
屋外だけでなく室内にも使えるシリーズで、4VOCに配慮した塗料設計も紹介されています。ただし、どこでも無条件に使えるわけではありません。使用場所に応じた下地や施工方法を確認します。
イルミオには不燃材料の商品もありますが、すべての商品が同一条件とは限りません。必要な認定と品番を設計者や施工店と照合しましょう。
色だけでなく、光の反射を見比べる
サンプルを正面だけでなく角度を変えて見てみましょう。鏡面は空や周囲の景色を映すため、マットな面とは印象が異なります。昼の自然光と夜の照明、外壁なら屋根と窓枠、室内なら床や家具との組み合わせも大切です。
動画の写真はメーカー公式のもので、当社の施工実績ではありません。工事費は材料だけでなく、下地や端部処理まで含めて条件をそろえて比較しましょう。
出典:マックスリフォームチャンネル「ニチハCOOLとは?鏡面からマットまで質感を選べる内外壁材」。動画の解説をもとに、読みやすい文章に整理しています。