屋上やベランダの防水について、工法の違いと劣化症状、排水口の点検を解説する動画です。平らに見える場所でも、雨水を排出する勾配と防水の連続性が重要になります。
陸屋根にも、排水のための勾配がある
動画は平らな屋根として紹介していますが、通常は雨水を排水口へ流すための緩い勾配を設けます。完全に水平で水をためてよいという意味ではありません。
床面だけでなく、立ち上がり、端部、排水口までを含めて防水がつながっていることが必要です。
ウレタン・FRP・シート・アスファルトを比較
塗膜で防水層をつくる方法、ガラス繊維と樹脂を用いる方法、シートを敷く方法などを紹介しています。形、面積、既存防水、下地、歩行などの条件で選びます。
動画内の耐用年数は工法ごとの一般的な目安であり、保証や交換期限ではありません。最も安い・最も丈夫と一律に順位を付けられるものでもありません。
割れ・膨れ・剥がれ・継ぎ目の浮きを確認
防水層の傷みとして、表面の変色、割れ、剥がれなどを挙げています。シートでは継ぎ目や排水口周辺も確認します。
材料ごとの劣化を、吸水性や熱への弱さだけで単純に説明できるわけではありません。施工、下地、水分、使用状況などを調べて原因を判断します。
トップコートと防水層の工事を区別
表面の保護塗装で対応できる段階と、防水層の補修・改修が必要な段階があります。見た目を塗り直すだけで、破れた防水が元に戻るとは限りません。
見積もりでは、清掃、下地処理、部分補修、防水層、保護塗装のどこまで行うかを確認します。
排水口と笠木も、雨漏りの原因になる
落ち葉などによる詰まりで水がたまったり、パラペットや笠木の接続から水が入ったりする場合を紹介しています。床の中央だけを見て点検を終えないようにします。
動画の最後は、排水口をこまめに確認することを特に勧めています。安全に出入りできる場所でも、端部へ近づかず無理なく確認してください。
点検を10~15年待つという意味ではない
本編の10~15年という表現は、日常点検をその頻度だけにする目安として扱わないでください。保護塗装や防水改修の時期と、排水の点検は分けます。
異変や大雨・台風の後は状況に応じて相談しましょう。動画では点検と有料の清掃作業を区別して案内しているため、依頼時に作業範囲と費用を確認してください。
出典:マックスリフォームチャンネル「屋上やベランダなどの陸屋根のメンテナンス頻度と防水方法」。動画の解説をもとに、読みやすい文章に整理しています。