屋根カバー工事は、既存の屋根を残して新しい屋根を重ねる方法です。動画では金属屋根やアスファルトシングルなどの候補を紹介しています。軽さだけでなく、既存の下地と製品の適用条件を確認します。
既存の重さが残るため、追加重量を確認
新しい屋根をかぶせても、もとの屋根の重さはなくなりません。動画は、軽量な材料を選ぶ理由を説明しています。
下地が腐朽しているなど、既存屋根に大きな問題がある場合はカバーが適さないこともあります。先に調査して、葺き替えとも比較します。
金属屋根は、軽い候補として検討
金属屋根は軽量な製品が多く、カバーの候補として紹介されています。耐食性や防水の性能は、材料と施工方法の組み合わせで確認します。
製品の適用勾配、固定方法、端部や壁際の板金まで含めて計画します。金属という名前だけで、雨漏りや台風への性能が一律に決まるわけではありません。
横暖ルーフは、断熱材一体型の製品
動画では横暖ルーフを紹介しています。メーカーはニチハで、採用するシリーズごとに表面仕上げや仕様が異なります。
屋根材に断熱材があることと、住宅全体の断熱が十分であることは別です。既存の天井や屋根の断熱状態も合わせて確認します。
スーパーガルテクトも、仕様を確認
アイジー工業の金属屋根材で、断熱材を組み合わせた製品として紹介されています。動画の温度比較は特定条件の試験例であり、自宅の室温が同じだけ下がる保証ではありません。
品番、防水層、下地補修の範囲を確認して比較します。材料保証と施工の保証も分けて確認してください。
ルーガは、葺き替えの候補と区別する
動画には瓦に近い外観のルーガも登場します。ただし、動画に出てきたことだけで、どの既存屋根にもそのまま重ねられると判断しないでください。
カバーとして認められる仕様か、撤去を伴う葺き替えなのかを、製品の施工条件と建物の重量条件から確認します。見積もりで工法を明確にすることが重要です。
アスファルトシングルも、適用条件がある
動画はリッジウェイを例に、石粒を表面に用いたアスファルトシングルを紹介しています。既存スレートへの施工では、メーカーの下地・固定・接着などの条件を確認します。
屋根材と下葺き材は役割が異なります。屋根材自体に防水性があるから、必要な下葺き材を省略できるわけではありません。
瓦屋根と傷んだ下地には、別の検討が必要
一般的な陶器瓦などの凹凸のある屋根へ、そのまま同じ方法でカバーすることはできません。撤去して下地から整える方法を検討します。
動画の最後でも、施工前の下地調査を勧めています。石綿を含む可能性がある既存材では必要な事前調査も行い、材料の選択と工事の適否を一緒に確認してください。
出典:マックスリフォームチャンネル「屋根カバー工事で選べる屋根材とは?金属屋根以外も可能?」。動画の解説をもとに、読みやすい文章に整理しています。