瓦同士をシーリングなどで接着するラバーロック工法について、費用と施工上の注意点を紹介する動画です。前半の『隙間を埋める』という説明だけを使わず、最後に強調される排水をふさがない施工が重要です。
瓦同士を接着する補修方法として紹介
動画では比較的短時間で施工できる方法として紹介しています。ただし、屋根の状態や勾配に関係なく使えるという意味ではありません。
瓦の種類、既存の固定、下地、雨漏りの原因を調べ、接着で対応することが適切かを判断する必要があります。
四周をふさぐ施工は避ける
本編の前半には瓦を囲むような説明がありますが、最後に四面すべてへ打つものではないと明確に注意しています。水の出口をふさぐと、内部へ水が残るおそれがあります。
動画の一部だけを参考に、瓦の隙間へ自己判断で充填しないでください。適切な位置と量は、屋根の納まりを理解した専門業者が判断します。
接着は、下地や防水層の修理の代わりではない
瓦のずれへの対応として挙げていますが、傷んだ野地板や防水層、棟の構成まで直す方法ではありません。必要な固定仕様を接着だけで代替できるとも限りません。
地震や台風でも必ずずれない、雨漏りが止まるという保証として受け取らないようにします。
外観と、将来の修理への影響を確認
シーリングの色や量、汚れ、剥がれによって外観へ影響する場合を紹介しています。工事前に施工する場所と見た目を説明してもらいましょう。
不適切に隙間をふさぐと排水や乾燥を妨げるため、安さや作業の速さだけで選ばないことが大切です。
動画の20万円程度は、一律価格ではない
本編では約100平方メートルの例として材料費や施工費に触れ、20万円程度という目安を挙げています。ただし、費目の含み方や足場などの条件が十分にそろっているわけではありません。
実際には面積、傷み、補修範囲、仮設、使用材料を含む見積もりで確認します。1日で終わるという説明も、全現場の工期を約束するものではありません。
施工前後の写真と、必要性の説明を受ける
動画は、不適切な施工や過大な請求に注意するよう勧めています。まず診断し、ほかの固定・修理方法との違いを聞きましょう。
『瓦がずれているから全部埋める』と即決せず、雨水の流れをどう保つかまで確認してください。高所の作業はご自身で行わないようにします。
出典:マックスリフォームチャンネル「瓦屋根のラバーロック工法のメリット・デメリットと費用相場」。動画の解説をもとに、読みやすい文章に整理しています。