ポリマーセメント系塗膜防水材『エクセルテックス』を紹介する動画です。一般的な屋根塗装とは用途が異なるため、メーカー資料をもとに適用下地や性能の説明を補足しています。
塗って防水層をつくる材料
動画ではコンクリートやモルタルなどへ施工するポリマーセメント系の防水材として紹介しています。メーカーは、高分子エマルジョンの主材と特殊配合セメントの硬化材を混合し、塗布・乾燥して防水層を形成すると説明しています。
表面の色を整える一般的な屋根塗装と、防水層をつくる工事は区別して考える必要があります。
防水性能は、適用する下地と工法が前提
動画では密着性や耐久性を利点として挙げています。ただし、どの屋根にも同じように塗れば雨漏りが止まるという材料ではありません。
メーカーのカタログには下地ごとの適否があり、化粧スレートのコロニアルについては、付着しても防水工法の設定がなく適用不可とする記載があります。製品と工法を確認することが重要です。
補足:断熱材や省エネ効果とは分けて確認
動画では遮熱・断熱・節電にも触れていますが、今回確認したメーカーの基本製品説明から、エクセルテックス全般を断熱材の代わりにできるとは確認できません。
暑さ対策が目的の場合は、防水層とは別に、採用する仕上げや断熱仕様の性能を確認してください。電気代の削減や室温低下を一律に約束できるものではありません。
色や見た目は、仕上げ仕様を確認
動画では美観や色の選択肢も紹介しています。防水材そのものと、表面に施工する仕上げ材の役割を分けて確認すると、完成後の見た目や手入れを理解しやすくなります。
雨漏りやカビには複数の原因があるため、防水工事だけですべての原因が解消されるとは限りません。現地調査に基づく工事範囲が必要です。
気温・湿度・乾燥は、施工仕様に従う
動画では気温や湿度が施工へ影響すると説明しています。具体的な施工条件は、採用する製品・工法の最新の施工要領で確認します。
有機溶剤を使わない工法でも、保護具や養生などが不要になるわけではありません。材料の安全情報と施工方法に従って作業します。
相談時は、防水する場所と既存の状態を伝える
屋上・ベランダなど、どこへ施工するのか、既存の防水材や下地が何かを確認して工法を選びます。動画の紹介だけで屋根へ直接塗る判断はしないでください。
見積もりでは、下地処理、防水層、補強、端部や排水口、仕上げまでの範囲を確認しましょう。
出典:マックスリフォームチャンネル「屋根塗装で雨漏りやカビを防ぐ方法とは?屋根の防水性を上げる塗装」。動画の解説をもとに、読みやすい文章に整理しています。